久保建英の去就にも影響? 神童ウーデゴール、レアル早期復帰の可能性にスペイン紙注目
21年までの契約ながら、20年夏での復帰も視野 “交換条件”候補に久保の名前も挙がる
2019年、日本サッカーを担う選手たちの各国ビッグクラブへの移籍が相次いだ。その象徴的な存在と言えば日本代表MF久保建英だろう。レアル・マドリードに加入したとの報は多くのサッカーファンを驚かせ、期限付き移籍先のマジョルカでも定位置を獲得した。その一方でレアルが誇る“かつての神童”の活躍により、2020-21シーズンに向けての去就が早くも噂されているようだ。
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年末にレアルが保有する選手の動向について触れたのは、レアル贔屓紙で知られるスペイン紙「マルカ」。そのメインキャストは、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールだ。16歳にしてレアルのトップチームでデビューし、将来を担うと大きな期待を受けていたが、クラブは“武者修行”としてオランダなどの各クラブへのレンタル移籍を繰り返した。
そのなかでやや伸び悩んだ感があったが、昨季のフィテッセを経て、今季所属するレアル・ソシエダで一気に成長。クリスマス休暇までに16試合4得点と主力として素晴らしいプレーぶりを見せている。
同紙の記事によると、現状の契約ではウーデゴールは2021年夏までソシエダに貸し出す契約となっていた。しかしそれを1年前倒し、つまり2020年夏にマドリードへの帰還を果たすことに違約金は発生せず、トップチームに戻すべきではという議論が起きているという。
もしウーデゴールの移籍期間が短くなった際、ソシエダとしては痛手になるかと見られるが、そこには“交換条件”が発生しそうだ。「ラ・レアル(ソシエダの愛称)にとって魅力的な可能性がある」人材として元ソシエダのスペイン代表DFアルバロ・オドリオソラ、そして久保の名前が明記されているのだ。
ウーデゴール自身はソシエダでのプレーに満足感を感じているとのことで、その去就はまだまだ流動的だろう。ただしノルウェーの天才が下す決断が、久保に対して何らかの影響を与える可能性はありそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)