プレミアリーグ「過去10年間のベスト11」を英紙選出 意外なチームが“選出ゼロ”に

選出された(左から)エデン・アザール、ウェイン・ルーニー、ダビド・シルバ【写真:Getty Images】
選出された(左から)エデン・アザール、ウェイン・ルーニー、ダビド・シルバ【写真:Getty Images】

ルーニー、アグエロ、シルバら豪華メンバーを選出も、リバプールからは1人も選ばれず

 世界最高峰のプレミアリーグでは、様々なトッププレーヤーたちが日々しのぎを削っている。英紙「デイリー・スター」は、過去10年間のプレミアリーグ選手からベストイレブンを選出。数多くの素晴らしいフットボーラーたちから11選手をピックアップするというのは容易なことではないが、クラシックな4-3-3のフォーメーションを採用して、“最強チーム”を完成させている。

 守護神にはチェルシーやアーセナルで活躍した元チェコ代表GKペトル・チェフが選ばれた。同記事では、チェフがこの10年間で2回のリーグ制覇を果たし、ゴールデン・グローブ賞を3度受賞したことを指摘。さらには今も破られていない1シーズンの無失点試合数「24」(2004-05シーズン)を「信じられないほど素晴らしい」と称賛している。

 最終ラインには、アルゼンチン代表DFパブロ・サバレタ、ベルギー代表DFヴァンサン・コンパニ、スペイン代表DFセサル・アスピリクエタ、元イングランド代表DFジョン・テリーの4名。サバレタとコンパニはシティの隆盛に大きく寄与し、アスピリクエタとテリーはチェルシーの新旧主将を務めている。

 中盤には、フランス代表MFエンゴロ・カンテ、元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレ、元スペイン代表MFダビド・シルバが選ばれた。カンテはレスターとチェルシーでプレミア制覇に貢献し、ヤヤ・トゥーレとシルバは両者ともシティの成功を中盤から支えた選手たちだ。

 そして、3トップに選出されたのは、元イングランド代表FWウェイン・ルーニー、アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロとベルギー代表MFエデン・アザール。マンチェスター・ユナイテッドで2回のリーグ優勝を果たしたルーニーを始め、史上最高の外国人ストライカーとも称されるアグエロ、今季からレアル・マドリードでプレーするアザールと、豪華な顔ぶれとなっている。

 これですべての選手が出揃ったのだが、興味深いのは昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)覇者であり、今季は悲願のプレミア初制覇に向けてトップを走るリバプールの選手が1人もいなかったこと。今季こそはリーグタイトルを獲得し、次回以降の“ベストイレブン”を楽しみにしたいところだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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