「プレミアで活躍した日本人8人はどうだった?」 英メディア特集「最も成功を収めたのは…」
南野のリバプール加入を受け、歴代の日本人選手に脚光「欧州最大のインパクトを残した」
リバプールは現地時間19日、ザルツブルクの日本代表MF南野拓実と来年1月からの加入で契約合意に達したことを正式に発表した。英メディアは「プレミアリーグで活躍した日本人選手8人。彼らはどうだった?」と見出しを打って特集を組んでいる。
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リバプールは違約金設定額の725万ポンド(約10億4000万円)を支払って南野獲得に至ったとし、クラブ公式サイトで南野の来年1月1日付での加入が正式に発表されることになった。公式SNSでは、南野が契約書にサインを交わす様子や、背番号18のユニフォームに袖を通す姿が投稿されている。
これを受け、英メディア「GIVE ME SPORT」は「南野が9人目の日本人となるが、歴代の8人はどうだったか?」と取り上げ、これまでプレミアリーグでプレーした経験を持つ8人の日本人選手を1人ずつ振り返っている。
・稲本潤一(アーセナル、フラム、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン)
「稲本は2001年にレンタル移籍でアーセナルに加入した。やや誇大宣伝な部分があったが、彼がハイベリーで標準レベルに達したことは決してなかった。代わりに、ローンで加入したフラムでは、2002年にUEFAインタートト杯で優勝を経験している。WBAでもしばらくプレーしたが、全体的には、稲本が(イングランドで)本当の意味でのインパクトを残すことはなかった」
・戸田和幸(トットナム)
「戸田は2003年からローンで加わり、スパーズで4試合プレーしたが、熱心なスパーズサポーター以外には誰も覚えていない選手となった」
・中田英寿(ボルトン)
「中田は疑う余地なく歴代で最も有名な日本人選手だ。1998年から2005年の間にセリエAの多くのチームでプレーし名を上げた。しかし、そんな彼がプロとして最後の年を過ごしたのがボルトンだった。21試合に出場し、1ゴールで8位に終わった」
・宮市亮(アーセナル、ボルトン、ウィガン)
「宮市は稲本と同様、誇大宣伝を持ってアーセナルに加入。アーセナルの一員としてプレミアリーグでプレーしたのはたった1試合となったが、ボルトンとウィガンでは16試合に出場した」