「サラーとマネが夢となる」 リバプールの“南野システム”を英紙紹介「大役を務める」

(左から)リバプール入りが発表された南野と前線のサラー、マネ【写真:Getty Images】
(左から)リバプール入りが発表された南野と前線のサラー、マネ【写真:Getty Images】

リバプール加入が正式発表された南野 英紙も太鼓判「フィルミーノと役割が類似」

 リバプールは現地時間19日、ザルツブルクの日本代表MF南野拓実と来年1月からの加入で契約合意に達したことを正式に発表した。英紙は南野がリバプールで務める役割について、「フィルミーノの代役を演じる能力を備えている」と太鼓判を押し、「サラーとマネの走り出しは、南野にとっての夢となるだろう」と指摘している。

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 南野がリバプールを驚かせたのはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第2節での対戦(3-4)だった。要塞アンフィールドで豪快なボレー弾を叩き込み、1ゴール1アシストの大活躍を披露。リターンマッチとなった第6節(0-2)でも、縦横無尽な走りで決定機を演出するなど、リバプール守備陣を苦しめていた。

 この活躍を機に、英国内ではリバプールが移籍金設定額の725万ポンド(約10億4000万円)を支払って南野の獲得に乗り出すニュースが一斉に飛び交っていたが、ついにクラブ公式サイトで南野の来年1月1日付での加入が正式に発表されることになった。公式SNSでは、南野が契約書にサインを交わす様子や、背番号18のユニフォームに袖を通す姿が投稿されている。

 そんななか、英紙「デイリー・メール」は「サラーとマネの走り出しは、南野にとっての夢となるだろう。彼はクロップのために大役を務めることができる」と見出しを打って報じ、南野の起用法について特集を組んでいる。

 記事では、「南野はフィルミーノの代役を演じる能力を備えている。彼はザルツブルクで似通ったシステムでプレーしていた」と、リバプールで“偽9番”を務めるブラジル代表FWロベルト・フィルミーノのバックアッパーとして適役であることを指摘している。

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