クラシコ前の準備期間はチーム内に緊張が走る　「みんな平静を保とうとするけど…」

　今回の舞台となるのは、そのカンプ・ノウだ。バルサ側にとってはホームの大声援を受ける一戦となるが、全世界が注目するエル・クラシコだけに、通常のゲームとは比べものにならないほどのプレッシャーがかかる。レアル戦を控えた準備期間中、選手やスタッフ、関係者も含めてクラブ全体が普段とは異なる緊迫した空気に包まれるという。

「常にみんな平静を保とうとはするんですけど、実際はなかなか冷静ではいられない。いつもよりはナーバスな、勝たないといけないというような試合、相手になる」

　ホームサポーターの大声援に後押しされたバルセロナが宿敵を撃破するのか、それともアウェーチームのレアルが躍動するのか。当初は10月26日に予定されていた一戦だが、治安面の不安などにより12月18日に異例の延期。両クラブの意地やプライド、サポーターの想いをも巻き込み、激しく、最上級のクオリティーで魅了する一戦は、日本時間12月19日午前4時にキックオフ予定となっている。

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