低迷マンU、“クオリティーの欠如”を守護神指摘 「ファイトが足りないわけでは…」
低空飛行の続くチームにデ・ヘアが言及 「どこかの部分でクオリティーが足りない」
マンチェスター・ユナイテッドは現在、プレミアリーグで9位に沈むなど低迷している。守護神のスペイン代表GKダビド・デ・ヘアは選手たちがベストを尽くしていることを強調したうえで、足りないものは「クオリティー」だと語っている。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じた。
ユナイテッドは現地時間28日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)でも若手主体のメンバーだったとはいえ、アスタナ(カザフスタン)に1-2で敗戦を喫した。プレミアリーグでは前節シェフィールド・ユナイテッドと3-3と引き分けるなど勝ち切れない試合が続いている。13節終了時点で9位に沈むリーグ戦では連勝が一度もない状況だ。
チームを最後方から支えるデ・ヘアもシェフィールド・U戦について「前半はひどかった。多分今年最悪だった」と振り返っている。「後半のリアクションは重要だったが、十分ではなかった」とも言及しており、現在のチームにはクオリティーが欠如していると指摘している。
「トップに立つチームなら、ああいった試合で勝てなければいけない。トップに立つチームなら4連勝、5連勝は必要。だけど、このチームはいいプレーができていない。
僕らはすべてを出している。試合に勝って、順位表でより上の順位に上がろうとトライしている。でも安定していないというのが現実だ。もっと練習し、もっと良くなっていかなければいけない。
努力が足りないとは思わない。選手たちはトレーニングでも試合でも全力を尽くしている。おそらくどこかの部分でクオリティーが足りない。ファイトが足りていないというわけではない」
デ・ヘアはこのように語っている。2013年を最後にプレミアリーグ優勝から遠ざかり、近年はトップ4の座からも陥落しているユナイテッド。今季も本来の姿を取り戻すことはできていないようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)