CL優勝のクロップ監督、19年バロンドールの“受賞者”を断言 「昨シーズンなら…」
クロップ監督、率いるリバプールのDFファン・ダイクを名指し
リバプールのユルゲン・クロップ監督は、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクこそが2019年度のバロンドールに相応しいと信じて疑わないようだ。「昨シーズンの最高の選手に与えられるというなら、それはフィルジル・ファン・ダイクだ」と断言している。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じた。
フランスの「フットボール・フランス」が創設し、その年に最も活躍した選手に与えられるサッカー界でも最も栄誉ある個人賞だ。候補者30名はすでに発表されており、リバプールからはファン・ダイクやセネガル代表FWサディオ・マネら7選手がノミネートされている。
最多タイとなる5度受賞を誇るバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドら常連メンバーも候補に残るなか、クロップ監督は2019年度においてファン・ダイク以上に受賞に相応しい選手はいないと断言している。
「バロンドールがこの世代最高の選手に送られるものなら、それは常にリオネル・メッシが手にするべきだろう。だが、昨シーズン最高の選手だというならそれはファン・ダイクだろう。実際にどうなるかは分からないが、私はそう考えているよ」
バロンドールは選ばれた世界各国のジャーナリストの投票によって受賞者が決定する。これまでは守備的な選手よりも攻撃的な選手のほうが多く受賞してきたバロンドールだが、昨季UEFAチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献したDFファン・ダイクの活躍は目覚ましいもので、早くから受賞が有力視されてきた。
「史上最高の選手? それならリオネルだろう。だが昨シーズンならそれはフィルジルだ。どうなるか見てみよう」と、クロップ監督も念を押した。
受賞者の発表は12月2日で、1週間後に迫っている。今年、歴代の名選手たちが手にしてきた栄誉を授かるのは一体どの選手になるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)