トッテナム司令塔、なぜ来夏移籍を希望? レアルが41億円で交渉名乗り、障害は…
ビッグクラブが関心を寄せるデンマーク代表MFエリクセン…ボーナス&高額移籍を希望?
トットナムに所属するデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンは、2020年6月にクラブと契約満了を迎える。ここからの数年でキャリアのピークを迎えるであろう27歳のエリクセンには、レアル・マドリードを筆頭にビッグクラブが関心を示している。レアルは1月にもエリクセンの獲得を目指すとされるが、選手自身は来夏の移籍を望んでいるという。英紙「エクスブレス」が、その理由を解説している。
シーズン途中にある冬の移籍市場よりも、夏の移籍市場で所属クラブを変えたいという選手は少なくない。開幕前の準備段階からチームに加わり、新たなチームメートとプレシーズンマッチも戦えるからだ。だが、エリクセンには、より高額の契約を結べるという理由もあるようだ。
トットナムとの契約が残り1年となった今夏、エリクセンは新たなチャレンジを求めて、移籍したいという意思を明らかにした。この時、獲得に熱心だったレアルは、現在もエリクセンの状況を注視しているという。
レアルのフロレンティーノ・ペレス会長は、デンマーク代表の司令塔に大きな期待を寄せている。トットナムとの契約が最後の1年を迎え、1月の移籍市場でも獲得に向けてアプローチをするはずだ。しかし、米大手スポーツサイト「ESPN」によると、エリクセンは移籍金がゼロになれば、自身がボーナスを含めた契約を結べると考えており、来夏の移籍を望んでいるという。
中盤で負傷者が続出しているレアルは、エリクセンの獲得に向けて3000万ポンド(約41億円)から交渉を始めようとしているようだ。
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