マインツ武藤2ゴールの起点となる活躍! HSV戦でリーグ2連勝に貢献

2試合連続ゴールならずも、見事に3−0快勝!

 日本代表FW武藤嘉紀の所属するマインツは、5日にブンデスリーガ第15節でハンブルガーSV(HSV)と対戦し、3-0で快勝した。これでチームは2連勝で、リーグ戦5試合負けなしと好調を維持している。武藤は得点こそ奪えなかったが、2得点に絡む活躍でチームの勝利に貢献。後半34分途中交代でピッチを後にした。HSVのDF酒井高徳は右サイドバックとして先発フル出場している。

 序盤からドイツ代表経験のあるMFホルトビーを中心にボールを回すHSVが主導権を握った。マインツは攻め込まれる展開の中、ワントップの武藤をターゲットにして、チームトップの8得点を挙げているMFマリらとカウンター攻撃からチャンスをうかがっていく。両者の異なる攻撃スタイルがピッチ上で表現されていく中、先制したのはアウェイのマインツだった。

 前半16分、中央でマリ、武藤とつなぎ、武藤が左サイドのMFハイロへ展開。エリア内に侵入したハイロはシュート性のクロスを送ると一度はDFに防がれたが、ハイロ自らこぼれ球に反応。地面に倒れた状態のまま左足でシュートを放つと、ループ気味の軌道を描いたシュートがGKの頭上を抜いてゴールマウスに吸い込まれた。

 前半35分には HSVが反撃する。酒井のスルーパスに抜けだしたMFミュラーから中央で待っていたMFグレゴリッチへ折り返しのパスが渡る。完全フリーの状況だったが、グレゴリッチはシュートを浮かしてしまい、同点ゴールのチャンスを逸した。前半はそのまま1-0とマインツがリードで折り返した。

 

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