「我々は違う動物になる」 クロップ監督、主力不在の現状もチームの仕上がりに自信
代表活動での合流遅れと負傷で、サラーやマネら主力選手が6人も不在の事態
リバプールは現地時間28日にナポリとテストマッチを行い、0-3で完敗を喫した。マンチェスター・シティとのコミュニティー・シールドまであと1週間に迫るなかで、主力選手不在は続いているが、ユルゲン・クロップ監督は「来週には我々は違う動物になる」とチームの仕上がりについて語った。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
昨季、UEFAチャンピオンズリーグを制したリバプール。過去2シーズンには積極的な補強で戦力強化を行ってきたが、今夏の移籍市場では大きな動きは見せていない。毎年のように大金を投入しての補強ができるのはレアル・マドリードやバルセロナ、マンチェスター・シティ、パリ・サンジェルマンなどひと握りであると主張しており、主力の顔ぶれに大きな変化はないままシーズン開幕を迎えようとしている。
しかし、プレシーズンキャンプも終盤となるなかで、代表活動によっていまだチームに合流できていない選手もいる。ナポリ戦もコパ・アメリカで優勝したブラジル代表のFWロベルト・フィルミーノやGKアリソン、アフリカ・ネーションズカップ参加のエジプト代表FWモハメド・サラーとセネガル代表FWサディオ・マネは不在。また、怪我のためスイス代表MFジェルダン・シャキリとギニア代表MFナビ・ケイタも欠場せざるを得ない状況だった。クロップ監督は「6人もいないなんて奇妙だ」と不満を露わにしている。
「プレシーズンの間中、選手を失っていた。以前からこうしたことが時として起きている。しかし、今年はシーズンが始まる前、あるいは始まった後の数日も彼らは戻ってこれない。これは良くないね」
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