「ビッグなフリー移籍6選」を英メディア選出 有能選手を獲得した“節約上手”なクラブは?
元イタリア代表GKブッフォンが移籍金ゼロでユベントスへ“復帰”
今夏の移籍市場では高額移籍金のビッグディールが成立する一方で、素晴らしい才能を持った選手たちがフリーで移籍するケースもある。英サッカーサイト「90min」は、ここまでの今夏の移籍市場で生まれた「ビッグなフリー移籍6選」を発表。元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンやウェールズ代表MFアーロン・ラムジーらが紹介されている。
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今夏、ビジネスに精通しているいくつかのクラブは、素晴らしいポテンシャルを持った選手をフリーの状態で獲得している。多額の移籍金がかかってしまうと、ライバルチームに莫大な資金を渡すようなものだ。そういったなかで、お金のかからない移籍を遂げた選手たちがいる。
最初に紹介されているのが、パリ・サンジェルマン(PSG)からユベントスへと移籍したフランス代表MFアドリアン・ラビオだ。将来有望な24歳のプレーメーカーは、契約延長を断るなどして、PSGとの関係には軋轢が生まれていた。若い頃から過ごしてきたチームだったが、フリーでの移籍が決定。結果、ユベントスにとっては価値ある獲得になったが、PSGサイドとしては苦虫を噛みつぶすような思いになっていることだろう。
また、2人目に取り上げられているブッフォンも、PSGからユベントスへとフリーで移籍した1人だ。ロッカールームで“父親的な象徴”となれる男の加入は、ユベントスにとって大きな意味を持つことだろう。
その他には、チームのリーダーとして契約が終わるまで素晴らしい姿勢を貫き、マンチェスター・シティからアンデルレヒトへと移籍したベルギー代表DFヴァンサン・コンパニ、アトレチコ・マドリードに数多くのタイトルをもたらしてインテルへと移籍したウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディン、ラビオの後釜としてマンチェスター・ユナイテッドからフリーで移籍したスペイン代表MFアンデル・エレーラが取り上げられている。