森保J、ウルグアイ戦「パフォーマンス分析」 南米の強豪相手にその名を轟かせたのは?

ウルグアイ戦で2ゴールをあげたMF三好【写真:Getty Images】
ウルグアイ戦で2ゴールをあげたMF三好【写真:Getty Images】

三好はウルグアイの度肝を抜く2ゴール、キャプテン柴崎も絶妙ロングパスで先制点演出

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■柴崎 岳(ヘタフェ)=★★★★☆

 三好の先制弾を引き出した長距離のサイドチェンジは見事の一言。ボールホルダーに対して素早く寄せてカウンターを未然に防ぐなど、粘り強いディフェンスでもチームに貢献した。勝ち点1獲得にこそとどまったが、キャプテンとしての責務は果たしたと言っていい。

■板倉 滉(フローニンゲン)=★★☆☆☆

 A代表デビュー戦はホロ苦いものとなった。前半7分に不用意なパスミスからカウンターを食らい、その後もボールを引き出す回数こそ増えたが、フィードを生かした展開力は発揮しきれなかった。柴崎の相棒として名乗りを上げるほどのアピールはできず。

■中島翔哉(アル・ドゥハイル)=★★★☆☆

 左サイドでスタートしたなか、中央に近い位置でプレーし、次々と突破を敢行。ボールロストの回数が多かったとはいえ、後半14分には三好のゴールの起点となり、攻撃を牽引した。チリ戦で課題だった守備も自陣深くまで戻り、攻守のバランスはしっかり改善していた。

■安部裕葵(鹿島/→後半22分OUT)=★★☆☆☆

 A代表初先発はトップ下での起用。岡崎の背後からチャンスを窺うなか、ウルグアイDFヒメネスに対してタッチライン際でドリブルを仕掛けた前半15分の場面は、あっさりと止められ、後半開始直後に仕掛けたショートカウンターも決めきることができなかった。

■三好康児(横浜FM/→後半38分OUT)=★★★★★

 ウルグアイから勝ち点1奪取を実現させた立役者。カットインから右足を一閃してA代表初ゴールで先制点をもたらすと、後半14分にも相手GKが弾いたボールを冷静に押し込んだ。守備でも奮闘し、ウルグアイ相手に「Koji Miyoshi」の名を轟かせた。

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