武藤が堂々の「世界4傑」 米メディア選出の週間トップ10でネイマールらを上回る

各週ランキングで4位 ハットトリックを絶賛

 マインツの日本代表FW武藤嘉紀は、10月31日の敵地アウクスブルク戦でブンデスリーガ史上日本人2人目となるハットトリックを達成し、3-3のドローに貢献した。

 米スポーツ専門テレビ局「ESPN」は、週ごとに世界のサッカー界でのトップ10選手を選ぶ「パワーランキング」を特集。この企画で武藤は、ブラジル代表FWネイマール、アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアを上回り、先週の欧州サッカー界で堂々の世界4傑に選出されている。

 1位はエバートンのコートジボワール代表FWアルナ・コネ。サンダーランド戦でハットトリックを達成した。

 2位はリバプールのブラジル代表MFフェリペ・コウチーニョ。チェルシー戦で圧巻の2ゴールを記録した。

 3位はドルトムントのドイツ代表MFマルコ・ロイス。ブレーメン戦で2得点の活躍を見せている。

 そして4位に、武藤が選出されている。寸評では「チェルシーからの興味も噂されたが、武藤はマインツと契約し、今のところ6得点で印象付けている。うち3得点は週末のドローに終わったアウクスブルク戦で決めたもので、3点目は後半アディショナルタイムに決まった同点弾だった。今季チェルシーの苦境を見るにつけ、この日本代表選手が彼らの助けになった可能性があったのか、考えてしまう」と絶賛されている。

 リーグ15位と不振のプレミアリーグ昨季王者から今年3月に正式オファーを取り付けた武藤は今、マインツで輝きを放つ。そしてこの爆発力があればチェルシーでも活躍できたのでは、という高い評価も手にし始めたようだ。

 

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