浦和GM、監督電撃交代の翌日に宣言 「誰がGMでも監督でも勝つサッカーを目指す」

中村GM「日本人監督も何人かいると思うが…」 大槻新監督への信頼を明かす

 浦和は26日のサンフレッチェ広島戦で、ホームで0-4という大敗を喫した。こうした観点から中村GM以下、強化部が立花社長に監督交代を提案し、最終的に決断に至ったとした。立花社長は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)では21日の北京国安(中国)戦での3-0勝利により決勝トーナメント進出を決めたことや、オリヴェイラ監督への感謝があることとともに、決断への葛藤があったことも明かしている。

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「ACLでラウンド16まで行っていて、素晴らしい試合内容だった。その後にあの広島戦があった。そういう意味で言うと、オリヴェイラ監督に対し、私自身は大好きでリスペクトしている監督だというところで、考えたところがある。私は割とすぐに判断する人間だが、即断即決というわけではなかった。大槻という話が(強化から)来た時に、それ以外の選択肢がないのかという話もよくして、いろいろな話をするなかでベストだと」

 そのうえで立花社長は大槻監督に対して、「日本人監督も何人かいると思うが、彼は素晴らしい監督としての素質を持っている。暫定だったので実績とは言えないかもしれないが、日頃から接していていろいろな考え方がお互いに分かっているので、すごく期待感がある」と信頼を示した。昨季の就任とは違い、大槻監督に暫定など一時的であることを示すような言葉はない。中村GMも正式な監督就任であることを明言している。

 浦和は2012年にミハイロ・ペトロヴィッチ監督が就任した時から5年半、グラウンダーのパスを軸にした攻撃的かつ連動性のあるサッカーを展開した。カウンターから失点する場面もあったが、それを上回る得点力が魅力のチームだった。その後任としてコーチから昇格した堀監督も、そうした面は残しつつ守備の整備やサイドアタックの重視に舵を切ったが結果がついてこなかった。だが、次に就任したオリヴェイラ監督は、どちらかと言えば堅守速攻型で前線は個々の選手の能力に依存する面があった。

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