名古屋、“ブラジルコンビ”爆発の快勝で首位追走! 浦和はアウェーでの強さを見せられず

名古屋FWジョー【写真:Getty Images】
名古屋FWジョー【写真:Getty Images】

MFマテウス、FWジョーの得点で名古屋がスコア以上の快勝を収める

 名古屋グランパスが首位を追撃する快勝を収めた。12日のJ1第11節で浦和レッズをホームに迎え撃った名古屋は、前半のうちにMFマテウスとFWジョーがゴール。浦和にほとんどチャンスを作らせずに2-0の勝利を収めた。

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 名古屋はこの日、左サイドハーフにMFマテウスが入って外国籍選手5人がスタメンに名を連ねた。一方の浦和は主将のMF柏木陽介が負傷から復帰。スタメンの外国籍選手はMFエヴェルトンのみで、DFマウリシオとFWファブリシオは負傷欠場。ベンチメンバーからはMFマルティノスとFWアンドリュー・ナバウトの両外国籍選手が外れるという対照的な状況になった。

 前半の立ち上がりこそ名古屋のボール保持が不安定になった瞬間を突いて浦和がカウンターを仕掛ける場面もあったが、名古屋の先制点がゲームの流れを大きく変えた。前半17分、FW長谷川アーリアジャスールが入れたクサビのパスをジョーが落とすと、走り込んだマテウスが左足を強振。ゴールネットに突き刺さるような一撃で名古屋がリードを奪った。

 すると名古屋は待ち構えてブロックを作るのではなく、ボールを奪いに行き始めた浦和の間を縫うようにパスワークが機能。そうした中で同41分にはMFガブリエル・シャビエルが右サイド深くに入れたクロスを攻撃参加したDF宮原和也が頭で落とし、そこに詰めたジョーが右足シュートを決めた。前後左右に揺さぶる攻撃で完全に崩す形を見せ、2-0と名古屋がリードしてハーフタイムを迎えた。

 後半に入ると浦和は相手ボール時の構成を5-4-1にして中盤の数的不利を解消しに掛かったが、名古屋はそれでも浦和の守備網の間を通して前進。浦和は同14分にMF荻原拓也とMF長澤和輝を同時投入し、同30分には柏木に代えてFW汰木康也も投入したものの、効果的な攻撃は仕掛けられずに時間が経過。逆に名古屋の途中出場したMF前田直輝に2回に渡って決定機を作られ、GK西川周作が辛くもセーブしてそれ以上の失点は免れた。

 終わってみればスコア以上に差があった感のある試合展開で名古屋が2-0の快勝。今季ここまでリーグ戦のアウェーを4勝1分と強さを見せてきた浦和を相手に勝ち点3を奪い、首位のFC東京を追撃している。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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