渦中のミランMFバカヨコ、ガットゥーゾ監督の主張に反論 「僕は言い返しただけ」
「チームのために200%を捧げる準備ができていた」と舞台裏を説明
ACミランは現地時間6日に行われたセリエA第35節ボローニャ戦に2-1で勝利した。来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に望みをつないだが、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督とフランス代表MFティエムエ・バカヨコの間には、修復不可能な亀裂が走っている。ガットゥーゾ監督のコメントに対し、バカヨコがSNSで行った反論を英紙「メトロ」が取り上げている。
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ボローニャ戦でベンチスタートとなったバカヨコは、元アルゼンチン代表MFルーカス・ビリアが負傷した前半26分前後にウォームアップをするように、ガットゥーゾ監督に言われたという。しかし、実際にピッチに送り込まれたのは、イタリア人MFホセ・マウリで、ベンチに戻ったバカヨコが侮辱的な言葉を監督に投げかける場面が中継された。
試合後、ガットゥーゾ監督はウォーミングアップするように命じたバカヨコが、いつまで経ってもピッチに入る準備を整えなかったため、別の選手を投入したと説明。この発言を受けてバカヨコは、自身の行動について弁明している。
「この数週間、人々はメディアが報じた情報を基に僕について話をしてきた。それについては何も言わず、努力を続けようと決めていた。でも、今夜の出来事とそれについての説明については、即座に反応せざるを得ないものだ。なぜなら僕は監督に求められた時に、ピッチに出ることを断るような選手ではないし、クラブやチームメートにリスペクトを欠く人物でもないからだ。
僕はベンチスタートを命じられたが、5分間しかプレーできなくても、チームのために200%を捧げる準備ができていた。ルーカス(ビリア)が負傷してピッチに倒れた時、交代に備えるように言われた。だから僕は即座にウォームアップに向かった。2、3分以内のことだ」