ELガバラ戦で2点演出の香川に独紙が辛口評価 「決定的な仕事で記憶されなかった」

地元2紙の評価はいずれも平均点以下

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は22日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)のグループステージC組の第3節ガバラ(アゼルバイジャン)戦に先発フル出場を果たした。この試合でハットトリックをマークしたガボン代表FWオーバメヤンの2点目を、華麗なワンタッチパスでアシスト。2ゴールに絡む活躍で3-1の勝利に貢献した。チームはEL無敗をキープし、勝ち点7に伸ばしている。

 独地元紙「ルール・ナハリヒテン」紙の採点(1が最高、6が最低)では、香川に3.5点がつけられた。先制点の場面では前線でのパスカットからゴールの起点となり、その後、前半38分にはペナルティボックス付近の密集地帯で技ありのワンツーから1アシストも記録。しかし、後半は存在感が希薄となり、平均を少し下回る3.5点という厳しい評価となった。

 ハットトリックを決めたオーバメヤンには、1.5点という文句なしのチーム最高点が与えられた。決定機を2度も防いだ右サイドバックのDFギンターが2点。GKヴァイデンフェラー、DFソクラティス、MFギュンドアン、バイグルの4選手が平均点の3点だった。

 得点に絡めなかったMFロイスは、香川を下回る4点。ガバラ攻撃陣に何度か裏のスペースを突かれるなど、不安定さを露呈したDF陣の中で、主将フンメルスと韓国代表パク・チュホは5点と最低の評価を受けた。

 

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