代役はディバラか19歳新星? ユーベFWマンジュキッチ、CLアヤックス戦メンバー外
前日会見でアッレグリ監督が明言 「膝に問題を抱えながらトレーニングをしていた」
イタリア王者ユベントスは現地時間16日に、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝アヤックスとの第2戦を戦うが、前日記者会見でマッシミリアーノ・アッレグリ監督は元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチを膝の負傷により登録メンバー外にしたことを明かし、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラと19歳のイタリア代表FWモイゼ・ケーンの間での起用法について語っている。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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ユベントスは敵地での第1戦を1-1で引き分けた。その結果、第2戦で決着がつけば勝利チームが準決勝進出となる。引き分けの場合、スコアレスドローであればユベントス、1-1であれば延長戦、2-2以上であればアヤックスが勝ち抜けることになる。
そうした状況のなかでアッレグリ監督は、「(リーグ戦の)ACミラン戦の後、マンジュキッチは膝に問題を抱えながらトレーニングをしていたので、メンバーから外れる可能性があった。この試合では全員が万全である必要があり、解決策を消費することはできない」と話し、負傷により交代枠を使用する可能性のあるマンジュキッチをメンバー外にしたことを話している。また、初戦を負傷欠場したイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニも、引き続き登録メンバーに入らなかった。
そしてマンジュキッチが欠場する前線では、ディバラとケーンが先発候補とされている。アッレグリ監督は「ディバラとケーンのどちらかを先発に入れる場合、(マッティア・)デ・シリオと(ジョアン・)カンセロのどちらかが外れる。それは明日の戦術次第だ。それも考えが代わる可能性もある。ディバラが起用されれば彼がキャプテンマークを巻き、そうでなければ(イタリア代表DFレオナルド・)ボヌッチがキャプテンだ」と話した。
一方でアッレグリ監督は「明日のゲームでは、守備面で優秀である必要がある」と話しているだけに、その目的に応じた選手起用をすることになりそうだ。1995年にアヤックスが優勝し、翌年はユベントスが欧州を制した。ともに、それ以来の優勝を狙うチャンスが訪れているだけに、激しい戦いになることは必至だろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)