長谷部誠、“JFA夢フィールド”の完成に期待 「選手冥利に尽きる」「子供たちの夢になる」

元日本代表MF長谷部【写真:Getty Images】
元日本代表MF長谷部【写真:Getty Images】

海外組ならではの苦労話を明かし、アクセス抜群の施設を歓迎

 日本サッカー協会は25日に発表会を行い、幕張に建設している新施設の名称が「JFA夢フィールド」に決定したこと、そして目標金額2億円以上の寄付金を募ることを発表した。会見には元日本代表MF長谷部誠(フランクフルト)も出席し、都内近郊に大型のサッカー施設ができることを歓迎している。

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 この施設は2020年3月に供用開始を予定しており、日本代表各カテゴリーのトレーニング場所として活用される見込みだ。日本代表には、海外クラブでプレーしている選手も多く、成田空港、羽田空港の両空港、さらに東京駅からも近い位置にあるこの施設は、代表の活動拠点にするにはうってつけとなる。

 2010年の南アフリカ大会、14年のブラジル大会、18年のロシア大会と、3度のワールドカップ(W杯)に日本代表のキャプテンとして出場した長谷部は、代表の活動拠点がいかに重要かを説明した。

「(3度のW杯では)それぞれのベースキャンプで、素晴らしい時間を過ごしました。ピッチが自分たちの宿泊施設の目の前にあって、食事をする場所もあって、ミーティングする場所も5つくらいあって、すべてがそこで完結する。そういう環境は素晴らしいと思います」

 すでにロシアW杯限りで、日本代表からの引退を発表している長谷部は、「日本代表選手として使用できないのは残念ですが、会長や監督にお願いして、代表選手以外の選手も使えるようにしてもらえれば、うれしいなと思います」と頼み込み、笑いを誘った。

 すでに海外組が帰国した際にもトレーニングのために利用できるように準備が進められており、日本サッカー協会の田嶋幸三会長に「ぜひ、使ってください」と、返されると、「そうなんですか!」と言って、喜んだ。

 実際、長谷部はドイツから日本に帰国した際、練習する場所を見つけるのに苦労していたと明かす。

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