ユナイテッドMFフェライニ、疑惑の“神の手ゴール”に非難の声 「観る者全員を欺いた」
CLヤングボーイズ戦の試合終了間際に劇的な決勝弾を決め、GS突破を確定させたが…
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間27日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節でヤングボーイズに1-0と勝利を収めた。試合終了間際にベルギー代表MFマルアン・フェライニの劇的な決勝弾が生まれたが、シュート直前の“疑惑のシーン”に注目が集まり、「神の手か」「観る者全員を欺いた」と反響を呼んでいる。
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ユナイテッドは前半5分、スルーパスに抜け出したイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが相手GKと1対1の場面を迎えるも、ループシュートはわずかに枠外。その後、ブラジル代表MFフレッジのミドルシュートなどでゴールを襲うも、無得点のまま前半を折り返した。
後半11分、ジョゼ・モウリーニョ監督はベルギー代表FWロメル・ルカク、フランス代表MFポール・ポグバの二枚代え。同27分には元スペイン代表MFフアン・マタを投入してゴールを奪いに行ったが、ネットを揺らせないまま時間は過ぎていった。迎えた後半アディショナルタイム、パワープレーでペナルティーエリア内に放り込まれたロングボールをルカクが頭で落とすと、ベルギー代表MFマルアン・フェライニがペナルティーエリア内で右足を振り抜き、ゴール左隅へと流し込んだ。
この値千金の決勝弾で1-0と勝利したユナイテッドは、1試合を残して決勝トーナメントへ駒を進めた。しかし、この一撃に“疑惑の目”が向けられている。フェライニはペナルティーエリア内でヤングボーイズのスイス代表DFロリス・ベニトとマッチアップ。相手を背負いながら左足でトラップし、左へ反転してシュートを放っているが、その際に右手でボールをスペースに押し出しているようにも見える。