「世界基準の才能」と絶賛! 日本代表「ベネズエラ戦出場15選手」を金田喜稔が査定

シュミットが圧巻のA代表デビュー 「日本におけるGKの概念を確実に変える」

<GK>
■シュミット・ダニエル(仙台)=B

 無失点なら「A」評価というパフォーマンスで、代表デビュー戦とは思えないほど非常に落ち着いていた。特筆すべきは最終ラインからのバックパスを受けてからのキック精度だ。GKは足もとが苦手だと、蹴る前の準備動作が必要になるため、体からボールを離して蹴ろうとする。その距離が長くなりすぎてプレスをかけにきた相手にかっさらわれたり、コースを切られるというピンチを迎えることがあるが、シュミットの場合、足もとにボールを置いた状態から淀みのないキックフォームで、ハーフウェーラインの約15メートル先まで蹴ることができていた。もちろん、197センチという身長も日本におけるGKの概念を確実に変えるだけの素質。ベネズエラ戦でも相手のクロスをジャンプしないでキャッチするシーンもあった。細かなステップワークやコーチングなど、トータルな部分で伸ばすべき点はあるのだろうが、絶対に育てなくてはいけない世界基準の才能を持った人材だ。

<途中出場>
■原口元気(ハノーファー/←後半23分IN)=B

 短い時間の中でも自らの良さを左サイドで出してシュートまで持ち込むシーンを作った。中盤で相手に取られることなくキープし、アタッキングサードでクロスやシュートまで持ち込める。ゲームを壊さずに自身の“ブランド力”を示すあたり、さすがはワールドカップで活躍した選手だ。

■北川航也(清水/←後半23分IN)=C

 Jリーグで日本人選手3位の13ゴールを決めているのは立派。だからこそ、良さはゴールに絡むプレーのはず。途中出場から1トップ、トップ下に入りチャンスを得たが、得点への意欲は少し物足りない。もっと貪欲な気持ちでやってほしい。

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