日本代表「最新序列」、香川や乾は控え? “黄金の2列目”――南野、中島、堂安が台頭

(左から)DF酒井宏樹、DF長友【写真:Getty Images&田口有史】
(左から)DF酒井宏樹、DF長友【写真:Getty Images&田口有史】

サイドバックはロシアW杯組が盤石、現時点で脅かす存在も見当たらず

■左SB(サイドバック)
◎ 長友佑都(ガラタサライ) 1試合(90分)・0得点
○ 佐々木翔(広島) 2試合(168分)・0得点
△ 車屋紳太郎(川崎) 1試合(12分)・0得点

 依然として32歳の長友は不動の存在だ。ウルグアイ戦では「見ていて僕らおっさんは付いていくのが必死。テンポが速くてちょんちょんちょんと行くから」と冗談交じりに振り返ったが、安定感と運動量は群を抜く。佐々木が代表に定着しつつあるが、攻撃面での迫力不足は否めず、長友との差は大きい。アタッキング能力では佐々木より車屋が上回るも、佐々木の1対1や空中戦の強さを指揮官は評価しているようだ。

■右SB(サイドバック)
◎ 酒井宏樹(マルセイユ) 1試合(90分)・0得点・1アシスト
○ 室屋 成(FC東京) 2試合(172分)・0得点
△ 守田英正(川崎) 1試合(8分)・0得点

 左サイドと同様、ロシアW杯組の酒井が地歩を固めている。大舞台を経験してさらに飛躍した感があり、このまま経験を積めば次回W杯も主力としてフル稼働の可能性が高い。室屋がその牙城を崩そうと台頭し始めた。攻撃面での積極性は光るも、酒井から定位置を奪取するには至らず。9月シリーズで追加招集の守田はボランチを主戦場としており、ユーティリティー性は魅力ながら分が悪いか。

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