日本代表「最新序列」、香川や乾は控え? “黄金の2列目”――南野、中島、堂安が台頭

(左から)MF堂安、MF中島【写真:田口有史&Getty Images】
(左から)MF堂安、MF中島【写真:田口有史&Getty Images】

長友も絶賛の「ドリブルお化け」が存在感も… 左サイドハーフは最激戦区に

■左サイドハーフ
◎ 中島翔哉(ポルティモネンセ) 2試合(162分)・0得点・1アシスト
○ 原口元気(ハノーファー) 1試合(90分)・0得点
△ 伊藤達哉(ハンブルガー) 0試合・0得点
― 乾 貴士(ベティス) ――(未招集)★
― 宇佐美貴史(デュッセルドルフ) ――(未招集)★

 ウルグアイ戦で強烈なインパクトを放った一人が中島だ。長友が「ドリブルお化け」と絶賛した攻撃性能は世界水準で、日本のなかでは頭一つ抜けている。カットインからのシュートに加え、長友を使ったサイド攻撃も効果的で、左サイドの崩しは日本の武器となるはずだ。ロシアW杯で主力だった原口は競争で後手を踏んでいるが、ここからどう巻き返すか。原口自身は左サイドを得意とするが、「どこでもいい」と右サイドでも同水準でプレーできるだけに、チームに不可欠な存在なのは変わらない。30歳の乾も候補の一人だが、ここまで未招集が続く。伊藤や宇佐美などドリブラータイプが揃っており、最激戦区とも言える。

■右サイドハーフ
◎ 堂安 律(フローニンゲン) 3試合(184分)・1得点
○ 伊東純也(柏) 2試合(86分)・2得点

 ウルグアイ戦で代表初ゴールをマークした堂安が、定位置奪取に猛アピールした。森保監督もその能力を高く買っており、初陣のコスタリカ戦で代表デビューさせている。オランダで研鑽を積むレフティーは20歳と伸び盛りで、日本代表のエース格にもなり得る逸材だ。一方の伊東も森保体制で2試合連続ゴールと結果を残し、評価を一気に高めている。Jリーグ屈指のスピードスターだが、代表ではまだ武器を効果的に生かせない場面が散見。そのハードルをクリアすれば、不可欠な切り札となりそうだ。

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