日本代表「最新推定市場価格トップ5」 1位タイはW杯組出世頭と次世代スター候補

5位から3位を占めたのは納得の顔触れ ロシアW杯前後で2億円増加したのは…

 5位に食い込んだのは、今夏デュッセルドルフからハノーファーへ移籍したMF原口元気だ。ロシア大会前は市場価格350万ユーロ(4億5900万円)だったが、大会後に450万ユーロ(5億9000万円)へ増加。右サイドハーフとして攻守両面に貢献し、決勝トーナメント1回戦のベルギー戦(2-3)では自身W杯初ゴールとなる先制弾を叩き込み、日本人として初めて決勝トーナメントでゴールを決めた。27歳と働き盛りのアタッカーは、日本代表でもさらなる活躍が期待されている。

 4位はロシアW杯で不動の1トップとしてプレーしたFW大迫勇也(ブレーメン)だ。ロシアW杯グループリーグ初戦コロンビア戦で、後半にコーナーキックから決勝のヘディング弾を決めて2-1の勝利に貢献。全4試合に出場して存在感を放った。

 原口同様、市場価格は大会前に450万ユーロ(5億9000万円)だったが、大会後に600万ユーロ(7億8600万円)へジャンプアップしている。今夏、ケルンからブレーメンへ移籍し、第2節フランクフルト戦で移籍後リーグ初得点をマークするなど上々のスタートを切った。

 3位は市場価格700万ユーロ(9億1700万円)のDF吉田麻也(サウサンプトン)だ。長年、日本代表の最終ラインを統率し、ロシアW杯でも守備を引き締めた。長谷部誠がロシア大会を最後に代表から引退し、30歳のディフェンスリーダーがキャプテンを継ぐと見られている。

 今季は所属クラブで不遇をかこっているが、7日の第8節チェルシー戦(0-3)で今季リーグ戦初出場。2日のリーグ杯エバートン戦(1-1/4PK3)に続き、公式戦2試合連続フル出場と徐々に出場機会を増やしている。

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