コバチ監督、バイエルン期待の21歳MFを絶賛 「1990年W杯のマテウスみたいだ」
レナト・サンチェスが今季公式戦初出場で古巣ベンフィカからゴール
ドイツ王者バイエルンは現地時間19日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ戦でベンフィカを2-0で破り、白星スタートを切った。ニコ・コバチ監督は、古巣相手にゴールを奪ったポルトガル代表MFレナト・サンチェスを絶賛した。ドイツテレビ局「Sport1」が伝えている。
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バイエルンは前半10分にポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが先制点を奪取。1-0で前半を折り返すと、後半9分に2点目が生まれる。まずは自陣でボールを受けたレナト・サンチェスがドリブルで持ち上がり、いったん右のレバンドフスキへ。レバンドフスキが左へ折り返し、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスのクロスを最後はレナト・サンチェスが押し込んで追加点をマークした。
レナト・サンチェスは2016年にベンフィカからバイエルンへ加入。昨季は出場機会を求めてスウォンジーに期限付き移籍したが、12試合0得点と輝きを放つことができなかった。今季復帰したバイエルンでも苦戦が続き、CLベンフィカ戦が公式戦初出場。その試合で勝利を決定付けるゴールを奪ってみせた。
コバチ監督もレナト・サンチェスのパフォーマンスには満足の様子。ドイツ代表のレジェンドになぞらえて称賛した。
「レナトは類まれな技術と非常に素晴らしいスピード、素晴らしい身体を持っている。彼がプレーすると相手選手は右へ左へと吹き飛ばされる。昔のローター・マテウスがそうだったようにね。ローターがそんなドリブルを見せたのを覚えているよ。1990年(イタリア・)ワールドカップ(W杯)の時だ。レナトにそういうプレーができることは分かっていた。だからこそバイエルンは彼を獲得したんだ」
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