コバチ監督、バイエルン期待の21歳MFを絶賛 「1990年W杯のマテウスみたいだ」

マテウスも称賛「とてつもない試合をやってのけた」

 一方で、コバチ監督は「彼がまだ若いということを考えなくてはならない。レナトは故郷や家族と離れ、外国に適応しなくてはならない。それは簡単なことではないよ」と、まだ21歳の逸材を思いやった。

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 テレビ解説者を務めるマテウス氏自身も「彼はとてつもない試合をやってのけた。ゴールのことだけではない。私にとっては彼がマン・オブ・ザ・マッチだね。プレッシャーにもよく耐えた。バイエルンにとって重要な選手になるということを示してみせた」とレナト・サンチェスを絶賛している。

 レナト・サンチェス本人は「リスボンに戻ってここでプレーさせてもらえて、とても幸運に思う。ベンフィカのサポートに感謝したい。僕にとっては特別なことだった。ゴールを決めることができて、それを楽しむことができてとても幸せだ」と、古巣相手の“恩返し弾”を喜んでいた。

 苦しいなかで巡ってきた機会をつかみ、見事ゴールという結果を出してみせたレナト・サンチェス。バイエルンでの定位置確保は簡単ではないが、コバチ監督はローテーション制を取っており、今後チャンスが巡ってくる可能性は十分だろう。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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