4強のU-21日本代表は「ミッション達成」 英国人記者が「スターマン」と称賛したのは?

U-21日本代表FW岩崎悠人【写真:Getty Images】
U-21日本代表FW岩崎悠人【写真:Getty Images】

2ゴールを挙げた岩崎は特筆に値 なかでも、1点目は「芸術品」と呼ぶに相応しい一撃

 U-21日本代表は27日、インドネシアで開催されているアジア大会の男子サッカー準々決勝のU-21サウジアラビアと対戦し、FW岩崎悠人(京都サンガF.C.)が2ゴールを挙げる活躍を見せて2-1で勝利した。

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 これまでワールドカップを6大会取材し、“アジアサッカー通”としても知られる英国人ジャーナリスト、マイケル・チャーチ氏はこの一戦を観戦し、ベスト4進出の立役者となった岩崎を「スターマン」と称賛している。

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 アジア大会準決勝に駒を進めたことで、森保一監督とその若い“弟子”たちはインドネシアにおける一つのミッションを達成したと言えるだろう。

 2得点を挙げた岩崎はサウジアラビア戦の「スターマン」だった。特に、前半31分に決めた最初のゴールは見事だ。FW前田大然(松本山雅FC)からパスを受けると、バイタルエリア付近からダイレクトにシュートを放ち、豪快にネットに突き刺した。「芸術品」と呼ぶにふさわしい一撃だった。

 もっとゴールを決めることもできただろうが、彼の空間認知能力、サウジアラビアDF陣にトラブルを突きつけるようなポジショニングも光っていた。前田とのコンビネーションは向上していて、それは感銘的であり続けている。

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マイケル・チャーチ

アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。

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