4強のU-21日本代表は「ミッション達成」 英国人記者が「スターマン」と称賛したのは?

途中出場の三好も攻撃を別次元に引き上げる

 攻撃ではスーパーサブも違いを見せた。1-1と同点のまま試合終了に向かっていたが、後半15分のMF三好康児の投入は日本のアタックを新たな次元に引き上げた。彼のフリーランとスペースを見出す能力はサウジアラビア守備陣に問題を巻き起こし、そしてチームは後半28分に前田の崩しから再び岩崎が決めて値千金の決勝ゴールを手にしている。

 大会前は獲得が難しいと目されていた金メダルまであと2勝。まずは29日の準決勝UAE戦に向けて、連係の向上に勝機を見出したいところだ。

[記者PROFILE]
マイケル・チャーチ。英「PA通信」のアジア支局長、AFC機関紙「フットボール・アジア」編集長を歴任。ワールドカップとアジアカップをそれぞれ6大会取材したスポーツジャーナリスト。かつては東京在住で、現在は香港に拠点を置き、アジアサッカーを20年間カバーしている。

(マイケル・チャーチ/Michael Church)



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マイケル・チャーチ

アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。

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