J2初優勝も射程圏内のFC町田ゼルビア “J1昇格資格のない”クラブが目指すものとは?

FC町田ゼルビアを率いる相馬監督【写真:Getty Images】
FC町田ゼルビアを率いる相馬監督【写真:Getty Images】

持ち前のハードワークとハイプレスで対戦相手を凌駕

 相馬直樹監督が2014年に再就任して以降、町田はアグレッシブな守備とハードワーク、切れ味鋭いショートカウンターを武器としてきた。今年で5年目、そのスタイルはチームの特長として根付き、対戦相手にも「相馬さんの下でしっかりした形があるチーム」(佐藤謙介/横浜FC)という印象がすり込まれている。

 冒頭の言葉を発した横浜FCの渡邊の言葉を借りれば、特長が明確ゆえ、町田は「どのチームもすごく対策を立てやすい相手ではあると思う」。しかし、その対策を「やりたいけどやらせない」(渡邊)強みが、松本山雅FCに次ぐ2位(勝ち点49)という好順位につながっている。

 昨季まで4年連続でキャプテンを務めてきた李は、「対戦チームは町田はやりにくい相手だと思っているでしょうね」と力強く語る。

「どのチームも対策は練ってくるだろうし、少しでも上回られたら結果は全く逆のことになりうる。でも、相手に負けないだけの激しさと、夏場でも全員が走り切るだけのハードなトレーニングを毎日積んでいるので、自信を持ってやれています」

 町田に加入後、2年連続で二桁得点中の攻撃陣の要、FW中島裕希も「相手が対策を練ってきたとしても、自分たちはやることが変わらない。徹底してやれていることが、勝利や勝ち点を取れている要因だと思います」と同調する。

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