長友の「ポジティブな姿勢」を絶賛、名門インテルで「相当な経験値を得た」

　また長友の人柄も大きい要因だという。その存在がチームに与える影響について、「フィールドで限りなく能率的な長友は、チームの盛り上げ役であり、ロッカールームでは彼のポジティブな姿勢がチームにパワーをもたらす」と絶賛した。

　三つ目は長友のコミュニケーション能力の高さだ。イタリアでもすぐに溶け込むなど優れた順応性を見せつけたが、それはトルコでも変わらない。テリム監督と積極的にコミュニケーションを図っており、「指揮官とよく対話の場を設ける長友は、コミュニケーション上でも戦術的なセンスと技術的な集約を結びつける能力が素晴らしい」と記されている。

　長友はイタリアの名門インテルで7シーズンにわたってプレーしてきたが、その経験も大きいという。同紙は四つ目の要因として、どんな状況にも動じないメンタリティに言及。「ガラタサライにとって残り数年間は、自信や安定感から笑いの絶えない信頼感を寄せることができる」としながら、チームの新たな精神的支柱としても期待を寄せられている。

　さらに長友の経験値の高さも評価ポイントに挙げられており、「セリエAで相当な経験値を得た。それはチームがCLに挑むうえでベストな要素の一つだ」と続けた。