アジア勢がW杯で受けた「最大のレッスン」 欧州進出の重要性を海外メディア指摘

「高いレベルでプレーさせて徹底的に鍛えさせることだ」

「今回アジア勢が受けたレッスンは眩いほどに明らかであり、できるだけ多くの若いタレントに海を横断させ、高いレベルでプレーさせて徹底的に鍛えさせることだ。AFCには現在47カ国が登録されているが、ネパールやタジキスタン、シンガポールにも夢を見させていかなければならない」

 日本の主軸を担ったのはベティスMF乾貴士やドルトムントMF香川真司など欧州で結果を残した選手たちであり、韓国のエースFWソン・フンミンはイングランドの強豪トットナムで不可欠な戦力となっている。アジアのW杯常連国が、大舞台で結果を残すことで欧州クラブからの関心を引きつけ、結果的にそれがアジア全体に好影響を与えると主張している。

 大会前は決して評判の高くなかった日本だが、欧州組を軸にチーム編成を行ったことで、世界を相手にその経験値を存分に活かすことができた。ロシアで見せた日本の躍進は、アジア勢にとって貴重な道標となるのかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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