「Jリーグでも屈指の場所」 J2水戸の新拠点「アツマーレ」で人は夢を見る

アツマーレでの日々は「まだ夢の中にいるみたい」

 練習中、しんとした空気の中に響くのはボールを蹴る音と選手やスタッフの声だけ。街中の喧騒から離れたこの環境で、サッカーに神経を注ぐことができること。それが選手の意識も変えた。

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「こうなったら結果を出さなきゃいけないという責任も感じます。サッカーに集中できるようになって言い訳はできないですから。クラブが頑張ってこういう場所を作ってくれたので、今度は僕らが結果で応える番ですね」

 同じ日、練習場に来ていた茨城の地元メディアの記者は、何気ない会話の中でアツマーレで過ごす日々を「まだ夢の中にいるみたい」と言った。

 クラブを以前からよく知っているからこそこぼれた言葉が強く印象に残った。冗談半分のように笑っていたが、水戸というクラブに起こった変化の大きさを表している。

 勝利を願う者。触れ合いを求める者。地域とクラブが一つになったこの場所で、誰もが思い思いの夢を描く。

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