4月29日の練習中に背後から来たボールを完璧に足元へ　同僚コバチッチも驚きの表情

　レアル・マドリードのブラジル代表DFマルセロはチームの練習中に、背後から転がってきたボールを一切見ず寸分の狂いなく華麗にコントロール。圧巻の“ノールックトラップ”に海外メディアも「背中に目を持っている」「インターネットを包んだミステリー」と反響は拡大している。

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　5月1日にUEFAチャンピオンズリーグ（CL）準決勝バイエルンとの第2戦を控えるレアルは、現地時間4月28日のリーグ第35節レガネス戦（2-1）翌日からトレーニングを実施。すでにバルセロナのリーグ優勝が決まり、“白い巨人”にとっては唯一タイトル獲得の可能性が残るコンペティションとなる。

　話題を呼んでいるのは4月29日の一コマだ。練習中、クロアチア代表MFマテオ・コバチッチと話しているマルセロの背後から、コロコロとボールが転がってくる。直前にコバチッチが指を差してボールの存在を知らせるが、それよりも早くマルセロは左足をスッと上げ、足裏でピタリとトラップ。ノールックパスならぬ、“ノールックトラップ”に目の前のコバチッチも驚いた様子だった。

　レアルのトレーニングでは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドやスペイン代表MFイスコが日常的にアクロバティツクなプレーや華麗なテクニックを披露しているとはいえ、マルセロの妙技はやはり別次元。米スポーツ専門サイト「ブリーチャー・リポート」が「アンリアルだ」と動画を公開すると、「何度見したことか」「一体どんな魔法を使ったんだ」とファンも驚きを隠せなかった。