バイエルンが争奪戦に“参戦” 日本代表MFを巡って名門だらけ…現地報道「近いうちに決定が下される」

今季10ゴール7アシストの活躍を見せた堂安律【写真:Getty Images】
今季10ゴール7アシストの活躍を見せた堂安律【写真:Getty Images】

日本代表MF堂安律はブンデスリーガで10得点7アシストを記録

 ドイツ1部フライブルクの日本代表MF堂安律の獲得をめぐり、名門クラブによる争奪戦が勃発したようだ。現地紙「Merkur」は現地時間6月17日、リーグ王者のバイエルンが堂安の獲得を検討していることを報道。「もしバイエルンが日本人選手獲得レースに参戦し、獲得に成功した場合、フランクフルトは大きな痛手となる」と伝えた。

【PR】北中米W杯まであと1年…最強・森保ジャパンの活躍をDAZNで見逃すな!

 バイエルンは、今季11得点を挙げたFWレロイ・サネがトルコ1部ガラタサライへ移籍することが濃厚となった。そのため、早急にウイングの代役を探しており、サネと同じ左利きの堂安が獲得リストに挙がっている。 

 26歳の堂安は今季ブンデスリーガで34試合に出場し、キャリアハイとなる10ゴール7アシストを記録。移籍金は2000万ユーロ(約33億円)と言われている。

 これまで3位のフランクフルト、4位のボルシア・ドルトムントが堂安獲得に動いていると報じられてきた。同メディアは「物議を醸しているのは、堂安が数か月前からブンデスリーガの他のライバルチームから熱烈な関心を集めていることだ。フランクフルトは堂安を獲得するために全力を尽くしているとされる。ドルトムントもここ数か月、堂安に興味を示してきた」と伝えた。

 さらに「バイエルンが本格的に動くかどうかは、他の人事問題が他の人事問題がどう解決するかにかかっている。攻撃陣に大きな変化に直面しており、サネとトーマス・ミュラーが退団し、キングスレイ・コマンも退団の危機に瀕している」と現状を説明した。

 ドイツの名門3クラブによる争奪戦に発展する可能性がある。「堂安の将来については、今週末までに決断を下したいとの報道もあり、近いうちに決定が下される可能性がある。もしバイエルンが日本人選手獲得レースに参戦し、財政的に余裕があるバイエルンが獲得に成功した場合、フランクフルトにとって大きな痛手となるだろう」。今後の行方に注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング