異例の一戦で着用「普段見られない」 日本代表vs日本代表…1930年→現代アレンジの「特別仕様」

日本代表の100周年記念ユニフォームに注目【写真:Getty Images】
日本代表の100周年記念ユニフォームに注目【写真:Getty Images】

100周年記念ユニフォームに注目

 森保一監督率いるサッカー日本代表は、2026年北中米ワールドカップ(W杯)の出場権を史上最速で獲得しているが、「FOOTBALL ZONE」では今回、これまで着用した歴代のユニフォームを深掘り。サッカーユニフォーム研究家である「ともさん」に日本代表 100周年アニバーサリーユニフォームについて語ってもらった

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 2021年5月に完成した1着は、日本サッカー協会の創立100周年を記念して製作され、サスティナブルな素材が使用されている。また100周年のコンセプトである「過去への感謝、未来への決意」をも彷彿とさせる、世代を超えて愛されるデザインとなっている。

 このユニフォームは21年6月3日、SAMURAI BLUEが当時話題となったU-24日本代表との試合で着用。その2日後、今度はU-24日本代表が同ユニフォームを着てU-24ガーナ代表との国際親善試合で使用している。

「1930年に初めて日本代表チームが結成された時、『国土を取り巻く海』をモチーフにユニフォームカラーが青になったと言われています。そして、その後1936年に初参加となったベルリンオリンピックでベスト8と健闘。今回のユニフォームはその時の二つの青いユニフォームをモチーフにしたもの。サッカー協会創設100周年を記念するということで桐箱入りの特別バージョンも販売された。当時のデザインを復刻させるためにadidasロゴはシャツと同色にされるなど、普段では見られない特別な仕様が随所に施されている。左胸の大きめの日の丸も当時を思わせる。2017年の『ワールドカップ初出場から20周年記念ユニフォーム』に続いての記念ユニフォーム第二弾となった」と、ともさんはデザインや注目ポイントに言及している。

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