昨季J1王者川崎、中村&大久保の“アベック弾” 4ゴールの猛攻で難敵・鹿島を一蹴

司令塔の中村が勝負を決める3点目を奪取

 そして、再び試合が動いたのは後半開始早々だった。後半2分、エドゥアルド・ネットの縦パスをFW知念慶が粘ってキープすると、そのルーズボールをつなぎ、MF阿部浩之から前へと抜け出したネットへ。ペナルティーエリア内に侵入したネットは、カバーに来た鹿島DF小田逸稀を切り返しでかわし、右足でゴール左に流し込んだ。

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 鹿島の反撃は後半19分。途中出場のMF永木亮太がゴール前でFKを獲得すると、このFKを直接ゴールへと狙う。これが知念の頭にディフレクトしてゴール右に決まり、鹿島が1点を返した。

 ただ、どちらに転ぶか分からない状況下で、一瞬の隙も見逃さなかったのはMF中村憲剛だった。失点からわずか1分後、鹿島の小田のバックパスが緩くなったところを中村が奪取すると、GKとの1対1を制して大きな3点目を奪った。

 これで試合の大勢は決着。終盤には昌子が2枚目のイエローカードで退場となるなか、川崎は途中出場のFW大久保嘉人が4点目を奪い、4-1で難敵・鹿島を一蹴した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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