バースデー弾の酒井、マルセイユが“歓喜の舞台裏”公開 「好きになれずにはいられない」
ELライプツィヒ戦でダメ押しの5点目を奪い、フランス初ゴールで自らの誕生日を祝う
日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユ(フランス)は、現地時間12日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝第2戦でRBライプツィヒ(ドイツ)に5-2で大勝。2戦合計スコアで5-3と逆転し、4強進出を果たした。1990年4月12日生まれの酒井は、この日が28歳の誕生日。フランス移籍後初ゴールで自ら記念日に華を添えたが、クラブ公式ツイッターは試合後の舞台裏を映した動画を公開し、「彼を好きになれずにはいられない」といかに周囲の人々から愛されているかを伝えている。
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敵地での第1戦を0-1で落としていたマルセイユは、第2戦も開始2分で先制ゴールを許す苦しい展開となったが、前半6分から怒涛の猛攻を見せる。相手のオウンゴールで同点に追いつくと、その3分後にはカウンターで一気に敵陣内に攻め込み、ギニア代表MFブナ・サールが決めて逆転した。
前半38分にはフランス代表FWディミトリ・パイェのFKから、MFフロリアン・トヴァンがダイレクトで合わせて3点目。しかし、後半10分にライプツィヒにゴールを割られてトータルスコアを3-3とされ、アウェーゴールの差で再び劣勢に立たされた。しかし、パイェがドリブル突破から右足アウトフロントのシュートを突き刺して再びリードを奪うと、後半アディショナルタイムにはGKも含めて全員が上がっていたライプツィヒを尻目に、酒井がペナルティーエリア外から狙いすましたシュートを確実に決め、ダメ押しの5点目が生まれた。
12日は酒井にとって28歳の誕生日で、ライプツィヒ戦の一撃がフランス移籍後初ゴール。試合後には「昨日で28歳になりました。最高の試合と信じられないスタジアムの雰囲気を味わえた最高の誕生日でした。仲間に感謝です」と自身の公式ツイッターに綴っていたが、試合から一夜明けてマルセイユ公式ツイッター日本語版も“日本人助っ人”にメッセージを送っている。