「CL最も劇的なゲーム6選」を英紙が選定 伝説の”奇跡”や58年前の前人未到の偉業も…
記憶に新しい「イスタンブールの奇跡」 2009年のイニエスタの劇的同点弾も選出
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は、今季も波乱含みの展開がありながらついに4強が出揃った。なかでも大きな驚きを提供したのがセリエAのローマで、バルセロナ相手に第1戦で1-4と大敗するも第2戦で3-0の勝利。アウェーゴールの差で逆転突破を決めた。
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こうした大逆転などの劇的な試合展開も、CLの魅力の一つと言えるだろう。英紙「ガーディアン」は「ヨーロッパチャンピオンズリーグ、最もドラマティックな6つの夜」と題して特集し、過去に起こった印象的なゲーム6試合を紹介している。
1つ目はまだ記憶に新しい2004-05シーズンの決勝、「イスタンブールの奇跡」だ。ACミランとリバプールによる名門同士の一戦は、ミランが前半に3-0とリードを奪う展開で雌雄は決したかに思われた。しかし、後半に怒涛の攻撃を繰り出したリバプールは当時の主将スティーブン・ジェラードらのゴールで追いつき、PK戦の末に優勝を果たした。
2つ目は2008-09シーズンの準決勝、チェルシー対バルセロナだ。カンプ・ノウでの第1戦をスコアレスドローで終えたなか、第2戦で先制したのはチェルシー。元ガーナ代表MFマイケル・エッシェンのミドルシュートがネットを揺らして決勝進出を大きく手繰り寄せた。
元フランス代表DFエリック・アビダルの退場で万事休すかと思われたバルサだったが、後半アディショナルタイム3分にスペイン代表MFアンドレス・イニエスタの鮮やかなシュートが決まった。合計スコア1-1で並ぶも、アウェーゴールの差でバルサがファイナルへ駒を進めた。この年、バルサは見事ビッグイヤーを掲げている。