リバプールがマンCを2-1で破りCL4強進出 名将ペップに年間3勝した史上初のチームに

マンチェスター・シティを2-1で下し、2戦合計5-1と圧倒した“レッズ”【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティを2-1で下し、2戦合計5-1と圧倒した“レッズ”【写真:Getty Images】

先制を許すもエースのサラーとフィルミーノがゴールを奪ってシティを撃破

 名門リバプールが10年ぶりにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝に駒を進めた。現地時間10日の第2戦でマンチェスター・シティを2-1で下し、2戦合計5-1と圧倒した“レッズ”。10季ぶりの4強進出を果たすと同時に、同一シーズンで名将ペップ・グアルディオラから3勝した史上初のチームとなった。

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 本拠地アンフィールドでの第1戦を3-0でモノにし、余裕を持って敵地エティハド・スタジアムに乗り込んだリバプール。試合開始2分でブラジル代表FWガブリエル・ジェズスにゴールを奪われる展開に不安もよぎったが、そこから見事に立て直しに成功した。

 0-1で折り返して迎えた後半11分にはセネガル代表FWサディオ・マネの突破から、こぼれ球を拾ったエジプト代表FWモハメド・サラーがループシュートでゴール。負傷で欠場も噂されていたキーマンが、第1戦に続いて結果を残した。終盤の後半32分にはシティが前掛かりになった隙を突いてブラジル代表FWロベルト・フィルミーノが追加点を奪い、大逆転を狙ったシティの野望を打ち砕いた。

 2-1で勝利したリバプールは、2戦合計スコア5-1で10年ぶりとなるCL4強入り。シティのグアルディオラ監督は審判への猛抗議で退席処分となり、スタンドからチームの敗退を見届けた。

 プレミアリーグ首位を独走する“ペップ・シティ”だが、これでリーグ戦(第23節)、CL準々決勝第1戦に続いてリバプール相手にはシーズン3敗(1勝)となった。

 バルセロナやバイエルンという名門を渡り歩いてきたグアルディオラ監督だが、データ分析会社「オプタ」によれば同一シーズンで同じ相手に3敗を喫するのはリバプールが初めてのこと。リバプールはタイトルに彩られたこのスペイン人指揮官の監督キャリアに強烈な印象を残した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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