イブラがMLSデビュー戦で“30m弾&決勝ヘッド”の離れ業 「アメージング」「神だ!」

イブラヒモビッチが、デビュー戦でいきなり出場20分で2ゴールを決めてチームを勝利に導くという“カリスマぶり”を発揮【写真:Getty Images】
イブラヒモビッチが、デビュー戦でいきなり出場20分で2ゴールを決めてチームを勝利に導くという“カリスマぶり”を発揮【写真:Getty Images】

LAギャラクシーに電撃加入のカリスマ、ロサンゼルスFCとのダービーマッチで衝撃デビュー

 3月にマンチェスター・ユナイテッドとの契約を解除し、米MLS(メジャーリーグサッカー)のLAギャラクシーに電撃加入した元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、デビュー戦でいきなり出場20分で2ゴールを決めてチームを勝利に導くという“カリスマぶり”を発揮した。

 現地時間3月31日に本拠地で行われたロサンゼルスFCとのダービーマッチ。注目のイブラヒモビッチがベンチスタートとなったなか、LAギャラクシーは後半3分までに0-3とリードされる苦しい試合展開となった。そしてチームが1点を返した同26分にイブラヒモビッチが途中出場。2分後にチームが1点を返して、スコアは2-3となっていた。

 本拠地が反撃ムードに包まれるなか、同32分に衝撃の一撃が決まる。敵陣で後方からのロングフィードに両チームの選手が競り合うも触ることなく後方のスペースに落ちる。ここに走り込んだイブラヒモビッチは、高く跳ねあがったワンバウンド後、ゴールまで約30メートルの距離でためらうことなく右足を一閃。強烈な弾道はゴールよりも前方にポジショニングしていた相手GKの頭上を越えてノーバウンドでネットに吸い込まれた。

 MLS公式ツイッターは、出場わずか6分後に生まれたこの鮮烈なデビュー戦初ゴールの動画を「アメージング」のコメントとともに投稿。返信欄には「彼はレジェンドだ!」「神だ!」「キング」「信じられない」などファンから称賛と驚きの声が上がっていた。

 さらにイブラヒモビッチは3-3で迎えた後半アディショナルタイム1分、左サイドから元イングランド代表DFアシュリー・コールが左足で上げたクロスを、ニアサイドでヘディングで合わせて決勝弾。デビュー戦の出場20分で2ゴールを決めるという離れ業を演じて、チームを4-3の大逆転勝利に導いた。
 
 試合前には「ライオンは空腹だ」など爆発を宣言していたが、まさに有言実行のMLSデビューとなった。

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