今夏もマンUがマーケットの主役、ポグバ獲得とデ・ヘア残留が最優先事項
ポグバの買い戻しへ
マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は、3年前に移籍金ゼロで放出したユベントスのフランス代表MFポール・ポグバの再獲得を今夏の最優先事項としていることが明らかになった。英日曜紙「オブザーバー」が「ポール・ポグバの契約と、ダビド・デ・ヘアの慰留がルイス・ファン・ハールの最優先事項」と報じた。
就任1年目の終盤を迎えたファン・ハール監督は、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権をほぼ手中に収め、PSVのオランダ代表FWメンフィス・デパイを来季補強第一弾として獲得することで合意に達している。だが、現在のスローガン は「ポグパ獲得、デ・ヘア残留」だという。
昨夏に続き、1億5000万ポンド(270億円)という強化費を与えられているオランダ人指揮官は、約1年間で540億円もの資金を移籍市場に投じることが可能となる。
そして、ユナイテッドが、2012年夏に移籍金ゼロでユベントスに放出したポグバを買い戻すことに対して、クラブ側から許可を得たという。現在、イングランド代表MFマイケル・キャリックへの依存度が高く、出場したリーグ戦18試合で13勝を挙げている。一方、キャリック不在時の18試合ではわずか7勝しか挙げていない。
ファン・ハール監督も記者会見で右利きのセントラルミッドフィルダーの不在を嘆いていた。7月に34歳を迎えるキャリックの代役として、4-3-3システムの中盤の柱として、 ポグバに白羽の矢を立てている。
ユベントスがポグバの移籍金として要求する移籍金1億ユーロ(約130億円)も、潤沢な補強費から捻出が可能だ。