バルサ、シャビ後継者にドルトムントMFへ熱視線? マンU、アーセナルと争奪戦か
ビッグクラブから注目を浴びるギュンドアン
今夏の移籍が濃厚との報道もあるドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンの獲得に、スペインのバルセロナも興味を示しているという。スペイン地元紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
ギュンドアンは今年4月30日にクラブの公式ウェブサイトを通じ、2016年6月いっぱいで満了を迎えるドルトムントとの契約を延長しないと公表している。去就についての正式決定はまだだが、このニュースの直後にはマンチェスター・ユナイテッド移籍合意と報じられるなど、今夏の移籍の可能性が高まっている。
ユナイテッドのほか、同じくプレミアリーグのアーセナルも関心を示していたが、ここに来て元スペイン代表MFシャビ・エルナンデスの後釜を探すバルセロナが、負傷から完全復帰を目指すドルトムントの司令塔獲得へ動き始めたようだ。
しかし、当のバルセロナは未成年者の獲得に関して違反を犯したとして2016年冬まで、補強禁止処分を科されており、その点が不利に働くことは間違いない。さらにギュンドアン本人もドイツ紙「キッカー」でバルサ移籍については「話すことは何もない」と語っている。
非凡なパスセンスとテクニックを備えるギュンドアンはまだ24歳と充分な伸びしろを残している。35歳のシャビは退団が現実味を帯びており、アンドレス・イニエスタも31歳となった。仮にギュンドアンが夏の移籍を逃せば、禁止処分明けの来年1月には世代交代を見据えるバルサにとってもチャンスが巡ってきそうだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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