今夏の移籍市場の最大の目玉となっているポグバは、2012年にマンチェスター・ユナイテッドから移籍金ゼロでユベントスへとやってきた。この3年間で急成長を遂げ、今やバルセロナFWリオネル・メッシや、レアルFWクリスティアーノ・ロナウドのような他の追随を許さぬ領域に達していると褒めたたえた。 マンチェスター・シティやバルセロナは、ポグバ獲得にすでに100億円超えの移籍金を提示していると報じられてきた。守護神は「もちろん、チェルシー、レアル・マドリード、パリ・サンジェルマン、シティのような巨額な資金力を持つクラブが彼と交渉することになる。だが、現時点で彼はユベントスでその夢を実現しようとしている」と説明。欧州のメガクラブが、獲得に乗り出すと指摘 した上で、こう続けた。 「彼を獲得したいクラブは移籍金の世界記録を間違いなく破ることになると、僕は感じているよ」 2013年夏にレアル・マドリードがトットナムからウェールズ代表MFギャレス・ベイルを獲得した際に支払った移籍金1億ユーロ(130億円)が史上最高額と言われている。ブッフォンはこの夏、ポグバがベイルの記録を打ち破ることを確信していた。 【了】 サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images