イタリア各紙が本田に最高点 「こういう精度の本田は見たことがない」

トゥット紙は「7.5点」、「素晴らしい知性」

 また、同紙は「インザーギはチェルチよりも彼を気に入っている。それに金曜日の調整練習で元トリノの選手はけがをした。その後、普通に招集されたが。トロシディスは前半ずっと苦しんでいた」ともレポートし、ポジションを争うチェルチが故障したこと、相手のギリシャ代表DFを苦しめたことにも言及した。
 トゥット・スポルト紙は本田に7.5のチーム最高点を与え、「いい夜かどうかは数分ですぐにわかる。素晴らしい知性と、ファン・ヒンケルにアシストをして、波状攻撃を仕掛けた。デ・サンティスにムチを打ち、デストロの頭に2-0のクロスも合わせた。こういう精度の本田は見たことがなかった」と報じた。
 この試合まで、出場したリーグ戦で18試合連続ノーゴール、ノーアシストだった背番号「10」は地元メディアから大きな批判を浴びてきたが、リーグ戦終盤でようやく結果を出した。シルビオ・ベルルスコーニ会長がアジアの投資家グループと株式の売却交渉を進めるなど、来季の体制が不透明な状況で、本田は残り3試合で少しでも結果を積み上げたいところだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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