イタリア各紙が本田に最高点 「こういう精度の本田は見たことがない」

2アシストに称賛の嵐、コリエレ紙は異例の「8点」、「最高のプレーに満ちていた」

 ACミランの日本代表FW本田圭佑が9日のホーム、ローマ戦で2アシストの活躍を見せ、2-1の勝利に貢献した。イタリア3大スポーツ紙はいずれも最高点の評価をつけ、「こういう精度の本田は見たことがない」、「素晴らしい知性」と絶賛している。
 ガゼッタ・デロ・スポルト紙はこの日の最優秀選手に本田を選んでいる。採点は7点と高得点。寸評で「戦術のトンネルから抜け出した。バリエーションがあり、ミランの試合でクレージーな存在になった。右足で2回のアシストでゴールをプレゼントし、ローマを驚かした。チームメイトたちにパスを供給。常に確信を持って攻撃の起点となった」と高く評価している。
 シュート3本、クロス3本、ドリブル突破2回成功というデータも紹介。本田がアシストを決めたファン・ヒンケル、デストロが6.5点で、本田に次ぐ評価となった。最低点はDFボケッティの5点だった。
 コリエレ・デロ・スポルトは8点という異例の高得点をつけた。寸評では「最高のプレーに満ちていた。シーズン初めのようだ。この日本人は調整が巧みだ。デ・サンティスがシュートをスーパーセーブしたが、ファン・ヒンケルに1-0となる、デストロに2-0となるアシストに成功した」とし、開幕7試合で6得点2アシストと活躍した今季序盤戦の輝きが戻ったと評価している。

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