ザルツブルク南野、ELソシエダ戦の後半ATに同点弾 スペイン紙「ゴールを盗み取った」

敵地で2-2ドロー 第2戦に向けて大きな意味を持つ同点ゴールに

 ザルツブルクのFW南野拓実はUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦、レアル・ソシエダとの第1戦の後半アディショナルタイムに貴重な同点ゴールを叩き込み、アウェーゲームながら2-2の引き分けに持ち込んだ。この一撃にスペインの全国紙「マルカ」が、称賛の声を送っている。

 ELグループステージ首位突破を果たしたザルツブルクは、リーガ屈指の曲者として知られるソシエダ戦で、前半27分にオウンゴールで先制する。その後は両チームにイエローカードが続出する激しい展開となるなかで、後半12分にセットプレーからソシエダのDFアルバロ・オドリオソラ、同35分に途中出場のMFアドナン・ヤヌザイに直接FKでゴールを許し、1-2とリードを許す展開となった。

 敗色濃厚となった後半アディショナルタイムに、輝きを放ったのは南野だった。右サイドをオーバーラップしたMFステファン・ライナーがペナルティーエリア内深くをえぐり、マイナス方向のグラウンダークロスを送り込む。するとそこに走り込んだ南野が冷静に右足で蹴り込み、2-2の同点に。窮地を救う一撃に、ザルツブルクのチームメイトは喜びの余り倒れ込んだ南野に我先にと抱きついた。

 このゴールはスペインメディアにも鮮烈な印象を与えたようだ。同紙は「ソシエダは危機的な状況を回避するために努力をしていたとは感じるが、最終盤のタクミ・ミナミノのゴールはホーム以上にアウェーサポーターをより歓喜させるものだった」、「日本のヤングスター、ミナミノはアディショナルタイムに“ポップアップ”し、2-2のゴールを盗み取っていった。これは2月22日の第2戦に向けて大きなアウェーゴールとなるだろう」と、次戦に向けて大きな分岐点となる一撃になったと明記している。

今季ザルツブルクで4シーズン目を迎えている南野。ヨーロッパの舞台で着実に成長を果たしていることを証明する一撃となった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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