C・ロナウドの2ゴールなどでレアルが逆転勝利! PSGとのCL16強、ホームで3-1先勝
アウェーゴールを奪われるもエースが大一番で2得点
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦最大の注目カード、レアル・マドリード対パリ・サンジェルマン(PSG)の第1戦が現地時間14日に行われ、FWクリスティアーノ・ロナウドの2ゴールなどでレアルが3-1と逆転勝ちした。
前人未到のCL3連覇を狙うレアルと、財力をベースに悲願の初優勝を狙うPSG。レアルはFWクリスティアーノ・ロナウドとFWカリム・ベンゼマ、トップ下にMFイスコを配した布陣、PSGはFWネイマール、エディンソン・カバーニ、キリアン・ムバッペの3トップを並べる豪華な陣容でキックオフを迎えた。
試合はお互いが様子を窺いつつチャンスを狙う展開となるなか、両チームが決定機を迎えたのは前半27分から28分にかけて。まず左サイドでボールを受けたネイマールがドリブルでマーカー複数人を翻弄してシュートを放ったがジャストミートせず。レアルはそこからのカウンターでロナウドが相手GKと1対1となる大チャンスを迎えたが、相手GKアルフォンス・アレオラの顔面セーブでゴールは割れなかった。
すると同33分、PSGは3トップのコンビネーションから、伏兵が大仕事をする。右サイドのムバッペのクロスに対してカバーニがニアに走り抜け、ボールはファーサイドのネイマールの下へ。ここでネイマールは意外性あるヒールで落とすと、フリーとなったMFアドリエン・ラビオが冷静に右足で蹴り込み先制点。大きなアウェーゴールを奪った。
それでもレアルも黙っていない。前半終了間際、ペナルティーエリア左に入り込んだMFトニ・クロースが相手DFに倒されてPKを獲得。この重圧のかかる大チャンスで、キッカーはロナウド。魂を込めた一撃はゴール左に突き刺さり、1-1として前半を終えた。