デパイ、マンUとの交渉否定も今夏の移籍視野 「夢はインパクトのある移籍」
複数クラブが争奪戦、本人も移籍前向き「現実のものとなれば、ファンタスティック」
PSVのオランダ代表FWメンフィス・デパイが一部報道であったマンチェスター・ユナイテッドとの直接交渉について否定しながらも、今オフのビッグクラブの移籍に意欲を燃やしている。英地元紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」が報じている。
オランダリーグ得点ランク首位に立つストライカーのエージェントがユナイテッドのカーリントンのクラブハウスで目撃されており、昨年のブラジルW杯でオランダ代表を率いたルイス・ファン・ハール監督との関係性もあって、地元メディアは今オフのユナイテッドの補強1号と報じていた。
だが、デパイは3-2で勝利したリーグ戦エクセルシオール戦後、ユナイテッドとの交渉について「それは事実無根。僕はマンチェスター・ユナイテッドと交渉していない」と語ったという。
リバプールとイングランドで交渉を持った可能性も浮上しているが、他クラブとの交渉の進展状況については「その質問には答えません。状況を見なければいけない。今年の夏に大きなリーグに移籍できれば嬉しい。でも、移籍については話すことはできません。メディアへの正直なコメントです」と話している。
「僕の夢は大きなインパクトのある移籍をすること。それが現実のものとなれば、ファンタスティック」と語っというデパイ。PSVの強化部長は同選手の今季終了時の移籍を認め、移籍金については最低2000万ポンド(約36億円)と語っている。パリ・サンジェルマンも争奪戦に加わっているオランダの至宝の去就問題には大きな視線が注がれている。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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