ドルトムントの強化責任者、ギュンドアンのマンU移籍合意寸前報道を否定

マンUとコンタクトを取ったのは昨年冬が最後

 ドルトムントのMFイルカイ・ギュンドアンは、今季終了後、マンチェスター・ユナイテッドへと移籍することで合意寸前だと地元メディアから報じられていた。だが、クラブのスポーツディレクターのミヒャエル・ツォルク氏は、この報道を否定した。
 ギュンドアンは来季、移籍金3000万ユーロ(39億円)でマンUに加入すると、地元メディアは一斉に報じた。そんな中、ツォルク氏は衛星放送「スカイ・スポーツ」の取材に応じ、こうコメントした。
「我々はこのようなウワサにコメントすることはないのだが、グロテスクなまでの報道の多さか ら、一言言わざるを得ない。サインも契約もオファーも移籍要求も一切の打診もない。私が最後にマンチェスター・ユナイテッドとコンタクトしたのは正直、2014年11月が最後だ。これは言わなければならない」
 ツォルク氏はギュンドアンの移籍報道をそう言って打ち消した。主将のDFマッツ・フンメルスもマンUへの移籍が取り沙汰されており、ユナイテッドとの最終コンタクトの期日を明らかにすることで、これらのウワサの火消しに走った。
 ドルトムントは今季限りでのユルゲン・クロップ監督の退任と、来季のトーマス・トゥヘル監督の就任を発表している。主力には大量の移籍のウワサも出ており、強化責任者はチーム内外に強豪健在というメッセージを発信した格好だ。
【了】
サ ッカーマガジンゾーンウェブ編集 部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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