国王杯敗退レアル、カップ戦“24年ぶりの屈辱”に地元紙酷評「ジダン政権で最も愚かな夜」

主将ラモスとイスコ以外は“サブ組”中心のメンバーでレガネスに1-2で黒星

 レアル・マドリードは現地時間24日、本拠地での国王杯準々決勝・第2戦でレガネスに1-2と黒星。2戦合計スコアは2-2ながら、アウェーゴールの差で敗退となった。リーグ戦で首位バルセロナに勝ち点19差(1試合未消化)を許すなか、カップ戦タイトルを逃した“白い巨人”は、地元メディアから「ジダン政権で最も愚かな夜」と酷評されている。

 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルの主力を温存してベンチ外としたレアルは、本拠地サンチャゴ・ベルナベウでレガネスの猛攻を受けた。

 迎えた前半31分、モロッコ代表DFアクラフ・ハキミが中央のスペイン代表DFナチョにバックパス。厳しいボールのトラップが甘くなったところを、レガネスFWハビ・エラソにカットされ、そのまま豪快なミドルシュートをゴール左上に突き刺された。

 後半2分に元フランス代表FWカリム・ベンゼマが相手GKを嘲笑うループシュートを決めて同点に追いついたが、その8分後にセットプレーから失点。キャプテンのスペイン代表DFセルヒオ・ラモス、司令塔のスペイン代表MFイスコ以外はほぼ控えメンバーで構成されたレアルに、逆転する力を残されていなかった。

 

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